2025年1月より、オンラインスクール「デイトラ」の「Webデザインコース」を学習しています。
運営の皆さまの熱意、受講者の皆さまのスキル習得への意欲が素晴らしく、日々勇気づけられています。
教材はボリュームたっぷりで、(難しいながらも)やりがいを感じます。
1年以内の「完走」を目指して取り組んでいます!
ウェブサイトデザインの基礎
【中級編】DAY02
Webサイトの基礎について理解しよう①
【目的】
- サイトのデザインを考える際に重要な、基礎知識やパーツの役割、構成を学ぶこと
01. 画面幅とレイアウトの種類
レイアウトの分類
- ソリッドレイアウト(固定レイアウト)
- リキッドレイアウト
- フレキシブルレイアウト
- 「レイアウト」とは、何をどこに配置するか、どのように配置するかという配置方法のこと
- それぞれの特徴、目的や用途に応じた使い分けを学ぶ
① ソリッドレイアウト(固定レイアウト)
- 全てのコンテンツのサイズを固定
- デバイスの画面幅によって横スクロールが発生し、ユーザーに使いづらさを感じさせる
- あまり一般的では無くなってきている
② リキッドレイアウト
- コンテンツを画面幅に合わせて表示
- 「幅 〇%」 というように可変サイズで指定
- FVの画像などが、極端に大きい画面幅でも縦横比を保ったまま大きくなるので、画面に収まりきらなくなる場合がある
③ フレキシブルレイアウト
- 「ソリッドレイアウト」と「リキッドレイアウト」のいいとこ取り
- PCサイズに「横幅の上限値」を設定
- 基本的には「フレキシブルレイアウト」で デザインする
レイアウトのまとめ
- ソリッドレイアウト
画面幅に関わらず同じ大きさで再現される
- リキッドレイアウト
画面幅に合わせた大きさでコンテンツを表示する
- フレキシブルレイアウト
画面幅が大きくなりすぎないよう、コンテンツ幅の上限を設ける
02. グリッドレイアウトとカラム
グリッドレイアウト
- 要素を格子状に要素を組み合わせて構成するレイアウト
- 情報量が多くても内容がわかりやすい、理解しやすい
カラム
- 「カラム」とは「縦の列」のこと
- 「シングルカラム」= 1列で構成
- 「マルチカラム」= 2列以上で構成
シングルカラム
- サイドバーが無く、メインコンテンツだけを1列で表示
- 内容に集中してもらいやすい
- 商品やサービスを紹介するサイトやLPに向いている
- メディアサイトやECサイトには向かない(縦に長くなりすぎる)
マルチカラム
- メインコンテンツの他に、サイドバーを表示
- ページ内の情報量を増やし、回遊率を上げる効果がある
- メディアサイトやECサイトでよく使われる
- メインコンテンツに集中しづらい
- スマホサイズでは見づらくなってしまうので、デバイスサイズに合わせたデザインが必要
レイアウトのまとめ
- シングルカラム
メインコンテンツのみを表示
- マルチカラム
画面幅に合わせた大きさでコンテンツを表示する
サイトの目的に合わせた使い分けがポイント!
03. レイアウトと視線誘導
Webサイトの視線誘導について
- サイトの種類に関わらず、視線誘導は重要な要素
- 「Z型」「F型」がよく利用される
- 重要なボタンは、視線が止まる位置を意識して配置する
- グリッドレイアウトでは、「Z型」「F型」の配置を作りづらいので、大きさを変えたり、要素の色をまとめたりして視線を誘導する
04. デザイン制作におけるコンテンツ幅
- Webサイトは、どんなデバイスでも崩れなく表示されることが理想
- サイトの目的やターゲットによっては、スマホサイズを中心にデザインすることも多い
ディスプレイ幅とコンテンツ幅
- 「ディスプレイ幅」とは、ブラウザで表示される画面のサイズのこと
- 「コンテンツ幅」とは、メインコンテンツを表示している領域の幅
デザイン作成時のコンテンツ幅
- デザイン制作時には、基本的に「PC版」と「SP版」の2パターンか、「タブレット版」を加えた3パターンを作成する
- コンテンツ幅のレイアウトは「フレキシブルレイアウト(PC版で横幅の最大値を設定)」で作成する
- 背景やあしらいはコンテンツ幅からはみ出し、ディスプレイ幅に合わせて設定することも多い
- デバイスごとのコンテンツ幅の目安
デスクトップ | 950~1100px |
タブレット | 700~800px |
スマホ | 335~350px |
コンテンツ幅のまとめ
- 「コンテンツ幅」とは、WEBサイトのメインコンテンツが表示される領域の幅のこと
- 各種デバイスサイズに合わせたコンテンツ幅を持ったデザインの対応が必要
- PC版はフレキシブルレイアウトにおける最大幅をコンテンツ幅としてデザインすることが基本
- サイトの用途をしっかり把握して、特徴を踏まえてデザインすること
- どのデバイスサイズにも対応しているWebサイトは、クローラによる情報収集において高評価を得やすい(Google公式推奨)
- サイトが公開され、運用されていく過程も意識してデザインすること